置戸(おけと)の名称の基となった「オケトウンナイ」などアイヌ語とのつながりを古い地図や古文書でふれる、置戸町教育委員会のミニ展示「置戸の地名とアイヌ」が3月29日まで町中央公民館ロビーで開かれている。
併せて「藤川家旧蔵アイヌ資料とともに」の副題のもと、置戸神社の先代宮司・藤川日出尚氏が収集した女性の首飾りなどアイヌ民具や儀式での漆塗り容器など工芸品のコレクションの一部を公開、展示している。
約30点の展示品にそれぞれ詳しく説明資料を添えている。
資料によると、北海道開拓のため明治初期に区画測量されたときの名称が「オケトウンナイ」で、さらに元をたどるとアイヌ語の河川名「オケトウンナイ」にいきつくそう。
同教委の池田一登さんによると、アイヌ語由来の地名は多く、置戸の定住第1号もアイヌ人の平村エレコークで1898(明治31)年とされるが、開拓者とアイヌの関りは薄く謎が多いという。ただ「北見地方の和人とアイヌをつなぐ重要な存在だった」とし「平村エレコークを知るきっかけになってもらえれば」と観覧を呼びかけている。無料。 (寒)
