繊細な氷づくり、アイスメイクを深掘り

2026-02-27 掲載

(北見市/スポーツ)

北見工大など冬季スポーツ科学研究の一環

大型機械で前日の凹凸を削り取るが「削り過ぎてもダメ」と講師の奈良氏 == 株式会社伝書鳩|経済の伝書鳩|北見・網走・オホーツクのフリーペーパー ==
大型機械で前日の凹凸を削り取るが「削り過ぎてもダメ」と講師の奈良氏

 カーリング競技に欠かせない「アイスメイク(づくり)」について知ろうと15日、アルゴグラフィックス北見カーリングホールで講演会が開かれた。アイスの作り方によりストーンの曲がり具合が変わるという、アイスメーカーの興味深い話に耳を傾けた。

 日本雪氷学会北海道支部が主催。アスリートの競技力向上を科学面からサポートする、北見工業大学冬季スポーツ科学研究推進センターが共催。同大学情報通信系の原田康浩准教授らが企画した。

 講師を同ホールのアイスメーカー・奈良浩毅氏が務め、シート内の清掃、ストーンの拭き掃除など毎朝欠かさない準備から説明した。

 奈良氏によると、まず前日のぺブルを8~9割削り取るイメージでスクレーパーという大きな機械を稼働。次いで氷上に凹凸をつけるぺブリングを行う。

 水まきのぺブリングは2通りのやり方で往復。ホースの先の出口が小さくて細かな粒になるベース散布とやや大きな出口の仕上げ散布に分け、多彩な凹凸面を作る。せっかく作った粒だが、さらにニッパーで薄く削り、表面の高さを整える。

 アイスづくりの最大の敵とされる結露対策について奈良氏は「室内を高めの気圧に保ち、外気が入り込まないよう特に夏の暑さ対策に苦労している」と述べ、空調機や純水製造機が配置されるバックヤードを案内した。

 == 株式会社伝書鳩|経済の伝書鳩|北見・網走・オホーツクのフリーペーパー ==

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