連載 小中学校を再編・統廃合~網走市教委の考え~ ㊦

2026-03-20 掲載

(網走市/社会・教育)

統廃合検討の留意点
多くの保護者や地域の声を聞く

 網走市教委が昨年12月にまとめた、市内小中学校(小学校9校、中学校6校)の「適正規模・適正配置に関する基本的考え方」。検討する上での留意点をはじめ、いくつかの〝市教委案〟示されている。 (大)

将来的に義務教育学校2校と小規模特認校の3校体制に
2028年に老朽化した西小を中央小に統合

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■協議会

 同市教委の資料によると、2026年度中に「網走市立小中学校適正規模・適正配置検討協議会(仮称)」を設置する。協議会のメンバー構成は不明だが、小中学校の再編内容や再編スケジュールは、同協議会で決定する。

 資料に記された、今後のスケジュールでは「27年度予定 適正規模・適正配置基本計画の策定」、「29年度~実施計画の策定(基本設計)」となっている。

 同市教委は資料の中で、35年には「最終的に小規模特認校を除くすべての学校について、市外地域の義務教育学校2施設への再編を検討する」としている。

■統合

 関連資料には、「将来的な『市内全3校体制』の実現に向けて、教育委員会が想定する「学校再編内容・再編スケジュール」として、3つの案が示されている。

 3つの案では、2028年に西小学校を中央小学校に統合する―としている。

 西小は市街地校で最も児童数が少ない。推計では、30年の児童数は74人、35年には59人まで減少する。

 また、同市教委の資料によると、西小校舎の老朽化は著しい。校舎は1974(昭和49)年に建設=古い部分=され、劣化状況評価による健全度は「40」と、市街地校で最低ランクだった。

 …………………

 同市教委の基本的考えは「小規模特認校を除く小中学校を、2校の義務教育学校へ再編することを見据え、多角的で総合的な検討を進める」(資料より)だ。

 検討する上での留意点として、①十分な協議・期間を確保②多くの保護者や地域の声を聴く③情報共有や周知を積極的に行う④学校、地域、行政が連携し関わる―としている。

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  • 小中学校

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