■関係者に配付
網走市教委は昨年12月、「網走市立小中学校適正規模・適正配置に関する基本的考え方~地域と連携した義務教育における9年間の一体的教育の実現~」をまとめた。関連資料はすでに、網走市議会のほか市内小中学校の学校運営に関わる市民らに配付し、担当職員が説明している。
同市教委が「―基本的な考え方」をまとめた背景には、「少子化による児童生徒数の減少(学校の小規模化)と、老朽化した学校施設の大規模改修に必要な多額の費用への対応」(資料より)がある。
同市教委は資料の中で、小学校の適正規模について「(学校全体で)12学級以上、18学級以下」、中学校は「(同)9学級以上、15学級以下」としている。
■必要性
市内9小学校の児童数は、2025年で1234人。同市教委の推計では、35年846人、45年765人、50年は695人まで減少する。
小中学校の施設老朽化も進み、2053年度までの30年間で必要な改修費用は計約337億円と試算される(※市学校施設等改修計画より)。
こうした状況を踏まえ、同市教委は「学校規模や配置の適正化は、少子化や地域社会の変化に対応し、子どもたちに質の高い教育を提供するために必要な取り組み」(資料より)とする。
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同市教委は今後、「網走市立小中学校 適正規模・適正配置検討協議会(仮称)」を設置。再編内容や再編スケジュールについては、「同協議会で決定されるものであり、(同市教委作成した)資料の案から決定するものではありません」としている。
