■働き方改革
国は2023年度からの3年間を、学校部活動を地域に移行させる「改革推進月間」と位置付け、自治体に準備を促していた。最大の目的は「教職員の働き方改革」で、部活動を学校現場から切り離し、負担を軽減する狙いだ。
こうした国の動きを踏まえ、網走市教委は23年度、市民10人からなる「部活動地域移行検討協議会」を立ち上げ、準備を加速させた。
網走市において少子化は顕著だ。中学校では部活動の部員を確保できず、休部・廃部となるケースも目立ってきた。
実際に5年前には、市内で最も生徒数が多い第三中学校が野球部や陸上部、女子バレー部、テニス部、パソコン部の入部を停止した。5つの部が同時に入部停止となったことに、一部の生徒・保護者らは驚き、混乱した。
■イメージ
網走市教委は先日、市内小中学校の運営に携わる関係者らに「部活動地域展開イメージ」と題した資料を配付。26年度以降に「地域クラブ認定制度(クラブ支援)」を導入し、「地域展開コーディネーターを配置」する方針を示した。
また、28年度に「部員募集停止」、29年度は「休日の部活動終了」、30年度には「(3年生引退後)部活動終了」などとのスケジュールになっている。
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次回は、同市教委が以前に実施した、市内中学校教諭を対象にしたアンケート結果などを紹介する。
