フィリピンのNGOと英会話楽しむ
フィリピンのNGOと英会話楽しむ
2020/11/10掲載(北見市/社会)
北見藤高校で初のオンライン海外研修
コロナの影響で渡航は断念
北見藤高校でこのほど、初めてのオンライン海外研修が行われた。2年生9人が、フィリピンで活動するNGO団体「LOOB」の現地スタッフらと英語での会話に挑戦した。
同校では、同校出身の小林幸恵さんが代表を務めるLOOBと提携。希望する生徒が毎年、フィリピンで語学研修やボランティア活動などを体験している。
今年は、新型コロナウイルス感染症の影響で渡航を断念。代わりにオンラインでの語学研修を取り入れようとこの日、来年1、2月に3回に渡って実施する本番前のトライアルとして行った。
教室の生徒達はそれぞれタブレットの前に集合。フィリピンの代表が趣旨や流れを日本語で説明した。
グループに分かれ、フィリピンのスタッフがフィリピンの食べ物を、生徒達が日本の食べ物を英語で紹介しあった。生徒達はヒアリングに苦労しながらも、懸命に英語で焼きそばや卵焼きなどの魅力を伝えた。
2年生の男子生徒は「最初は緊張して思うように話せませんでしたが、英語での会話を楽しめたと思います。来年の研修も参加したいです」と話していた。 (菊)