井上久男前町長が名誉町民に…町内5人目
井上久男前町長が名誉町民に…町内5人目
2020/12/18掲載(置戸町/社会)
5期20年町長務め、町議会満場一致で
井上久男前町長
今年6月まで5期20年間、置戸町長を務めた井上久男氏(73)が置戸町の名誉町民に推挙された。15日に開かれた町議会定例会で、満場一致で可決された。
町の農務課長、企画課長などを経て2000(平成12)年の町長選で初当選。「まちづくりはみんなの幸せづくり」をスローガンに現図書館の建設や認定こども園の開園、簡易水道再編推進事業などに尽力。オホーツク町村会会長を8年8カ月、北海道町村会副会長を通算4年6カ月担った。
名誉町民は、町勢の振興、社会文化の興隆に著しい功績のあった人に贈っており、同町では過去に4人が授与されている。元道議の故・青木武氏(昭和59年授与)、元町議会議長の故・中井正氏(平成8年)、元町長の故・齊藤誠氏(同12年)、元町長の山本勲氏(同27年)に次ぐ5人目。
深川正美町長は「長年の労苦に、ようやく少し報いることができます」と、あらためて井上氏の功績をたたえた。来年2月21日に表彰式を予定している。(寒)