来年度からの実施に向け体験会

2023-10-18 掲載

(北見市/教育)

北見市 中学校部活動の段階的な地域移行

9小学校、3中学校から39人が参加
拠点校部活動方式も来年度開始予定

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 北見市は、中学校部活動の地域移行を進めている。部活動を段階的にスポーツクラブや競技団体にシフトする取り組みで、市教委は14日、北見北中学校でモデル的クラブ活動(部活動体験会)を開催。小中学生39人が参加し、サッカー、ソフトボール、バドミントンに取り組んだ。

 教職員の働き方改革、子ども達の活動機会や選択肢の確保などを目的に、国が主導して中学校部活動の地域移行を推進。2023~25年度の3年間を部活動地域移行の「改革推進期間」に位置づけており、市は24年度から、可能な部活動の地域移行に着手する考え。

 また、通学区域の中学校に希望する部活動がない場合、「拠点校」に指定された中学校の部活動に参加できる拠点校部活動方式も24年度に開始する予定だ。

 今回の部活動体験会は、北中のサッカー部、ソフトボール部、バドミントン部が協力。小学5年生~中学2年生に参加を呼びかけたところ、北見自治区の9小学校と3中学校から39人が参加した。

 市教委は近く小学4年生~中学2年生と保護者、教職員を対象に部活動の地域移行に関するアンケート調査を行う予定で「様々な手法を探りながら、市として最適な方法を見つけたい」としている。(柏)

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