50㌢四方のマス目の網を踏まないようにゆっくり歩く軽運動「ふまねっと運動」の講演と体験会が17日、北見市内のまちきた大通ビル5階催事場で開かれた。同運動の考案者で元北海道教育大学釧路校教授の北澤一利さんが運動効果などについて説明した。
認定NPO法人ふまねっと主催。北澤さんは法人理事長も務めている。北澤さんはふまねっとには、歩行機能や認知機能の改善という医学的効果と、仲間づくりや生きがいづくりという社会的効果があると説明し「1人でやってもつまらない。自分と仲間の健康づくりを一緒に取り組みましょう」と呼びかけた。
体験会には60人余りが参加。ふまねっとサポーターの指導を受け、簡単なステップに始まり、最後は童謡「赤とんぼ」を歌いながら手拍子とステップを踏んだ。失敗も参加者同士で笑い飛ばしながら、体と頭を使って気軽に楽しめる運動の魅力に触れた。
「ふまねっと健康教室」が6月7日から毎週金曜日に同催事場でスタートする。今年度は1教室全8回で全6教室開かれる。開催日時の詳細、申し込みなどは市介護福祉課(0157-25-1144)へ。(理)