郷土資料館「写真で見る置戸の鉱山」特別展示

2023-10-27 掲載

(置戸町/文化)

置戸町民文化祭にあわせ11月3日まで

オケクラフトセンター
すくすくギフト記念展示

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 置戸町中央公民館で開かれている町民文化祭の展示発表にあわせ、「記念展示」と「特別展示」が行われている。

 「すくすくギフトのパネル展示」は、森林工芸館オケクラフトセンター開館40周年記念事業の一環。子どもの健やかな成長を願って2013(平成25)年に誕生した初代すくすくギフトから現在の6代目まで内容の異なる6セットが並ぶ。

 トレイが丸や四角、器の材質が異なるなど作り手の個性がちりばめられる。子どもが食事する場面の写真も添えられている。

 郷土資料館の特別展「写真で見る置戸の鉱山」は今年8月、国道242号の改良工事中に現れた坑道跡と思われる空洞の発見にあわせ、所蔵する資料で町内の鉱業の歴史の一端を紹介している。

 添付される説明文によると、町内には置戸鉱山をはじめ春富金鉱山、旭水銀鉱山などがあり戦時中の置戸の産業を支えたが、中国・朝鮮人の強制労働といった負の歴史があったことにもふれている。

 写真パネル約30枚に説明文6枚、鉱石数点、置戸町史、置戸叢書などを展示。戦時中の学徒動員で当時の北見中学(現・北見北斗高校)の生徒56人が1944(昭和19)年11月10日から置戸鉱山へ働きに出た際の1カ月間にわたる貴重な「勤労隊日誌」の閲覧用版も今回、特別に用意している。

 観覧無料。いずれも11月3日まで。火~土曜午前9時~午後10時、日曜午前9時~午後6時、月曜休館。(寒)

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