冬道の安全走行の備えにしてもらおうと、北見交通安全協会と北見地区安全運転管理者協会などは一般と高齢者向けの「冬道安全運転講習会」をそれぞれ北見交通安全研修センターで開いた。
3回に分けて開催し、20日の講習は若手ドライバーを中心に30人が受講し、関心の高さがうかがわれた(写真)。
この冬が初めての冬道走行という受講者もいて、講師を務めた同協会の北村浩一さんは「冬の初めは誰もが自分の運転が心配」だとして、初心者、ベテラン問わず毎年「冬道走行の注意点チェックを」と油断を案じた。
その上で「スリップ事故の発生は12月に多い」として「冬の初めに黒く光る路面が見えたらブラックアイスバーンだと思って」などと注意を促した。また「カーブの手前でスピードを緩める『減速』が冬道運転の『原則』。急のつく運転操作を避けて」と分かりやすくアドバイスした。(寒)