美幌地区交通安全協会主催の冬道安全運転教室が23日、美幌自動車学校で開かれた。20代から80代まで13人が実技を交えてアイスバーンや雪のわだちなどを走行する際の注意点を学んだ。
交通事故を防止し、安全意識を高めてもらおうと毎年開かれている。
参加者は、指導員や他の参加者を教習車に乗せて、アイスバーンなどが特設された学校のコースを運転。アイスバーンでは時速40㌔からのブレーキングでアンチロックブレーキ(ABS)の効果を体感した。雪深いわだちの走行や坂道発進、スラローム走行も体験した。
昨年、九州から美幌町に移住し、冬道の運転は今季が初めてという前田桃吾(とうご)さん(21)は「わだちではアクセルを一定にするとうまく走れました。九州にいる時とは意識を変えて安全運転に努めていきたい」と話した。
参加者はコースでの実技講習に加え、冬道運転のDVDも視聴した。(浩)