北見地区消防組合消防本部はきょう15日から31日まで、歳末火災特別警戒を実施する。全国統一標語「火を消して不安を消してつなぐ未来」と組合内統一標語「消しました?確かめ合いのひとことを」を掲げて各種啓発活動などを行う。
慌ただしい年の瀬を迎え、火災に対する警戒心が緩みがちになることから、地域住民の防火意識を高め、火災のない年末年始を迎えてもらう狙い。
期間中は住宅防火対策の推進や放火火災の防止、特定防火対象物の安全対策などを展開。車両巡回広報をはじめ、幼稚園や保育園への消防サンタ訪問、大型店での啓発活動などを実施する。
今年1~11月の同組合管内(北見市、置戸町、訓子府町)の火災発生は38件で前年比3件の減少。火災による死者は2人(前年比1人増)、負傷者は4人(同2人減)で推移している。(柏)