巨大風車動き出す
北見市と網走市 試験運転始まる
北見市と網走市に7基の発電用風車が建設、試験運転が始まった。来春には本格運転となる予定だ。
大型風車は株式会社ユーラスエナジーホールディングス(東京)が建設。風車の支柱の高さは85㍍、ブレード1枚の長さは65㍍。建設工事は7月から本格化し、9月下旬まで風車の各パーツの陸送作業が続いた。(大)
ワカサギ釣り早期終了
ワカサギ氷下曳網漁の漁獲量が例年の10分の1ほどしかないことから、網走湖(網走市側)の氷上ワカサギ釣りは当初予定を前倒しして、2月12日で終了となった。
市によると、今季のワカサギ氷下曳網漁は1月12日に開始。しかし、漁獲量は例年の10分の1ほどしかなく、出漁回数を週3回に減らして操業していた。
こうした状況を踏まえ、西網走漁協はワカサギ釣り特設会場運営を委託する地元観光協会と協議を重ね、当初予定より前倒して終了することを決めた。(大)
網走市議選
新人2人、元市議1人、現職13人が当選
4月23日に行われた網走市議選選挙戦では、新人2人、元市議1人、現職13人が当選を果たした。投票率は56・02%と過去最低で、市民の政治離れ・まちづくりへの関心の薄さは加速していることを裏付けた。
今回の市議選でトップ当選したのは、新人の深津晴江氏(60)で1398票を獲得。現職当選者の中で、前回市議選の得票数を上回ったのは、平賀貴幸氏(50)と松浦敏司氏(70)の2氏だった。(大)
「おーろら3」運行開始
道東観光開発株式会社(網走市、高橋晃社長)は1月、新たな流氷観光砕氷船「おーろら3」(19㌧)の運行を開始。全長約17㍍、最大旅客定員は77人(冬期30人)で、1階に客室とデッキ、2階に展望デッキを備える。
安全祈願祭で高橋社長は新型コロナウイルスによる厳しい情勢を踏まえ、「『おーろら』は観光復活の思いを込めて、外装は自然と再生を意味するエメラルドグリーンと乗船してくれるお客様、取り引き企業、従業員、地域の皆さまの幸せを祈念するオレンジのカラーを採用しました」などとあいさつした。(大)
ごみ最終処分場 かさ上げで延命
最大3億4千万円
網走市は、計画を大幅に前倒して満杯になる、ごみ最終処分場(埋め立て処分場)の延命化を図るため、かさ上げ工事に着手することを決めた。10月の同市議会・文教民生員会で説明し、理解を求めた。今後の調査を踏まえ、着工できるのか判明する。
大空町に建設される広域(網走市や美幌町など1市4町)ごみを焼却する中間処理施設の供用開始時期が、当初の見込みより「1年半から2年」ほど遅れることが判明したため。
かさ上げの事業費は最大で3億4千万円と見込んでいる。(大)
いじめ問題で第三者調査委
網走市教委は6月、市内中学校でのいじめ問題3件について調べる第三者調査委員会を設置した。10月にも、市内中学生が亡くなったことを受けて、第三者調査委員会を設置した。
6月、10月に設置した第三者調査委では現在、調査が進められている。
10月に設置した第三者調査委について、網走市教委は議会に一切説明をせず、予算措置が不透明な中で調査を進めてもらっていた。(大)
街路樹34本バッサリ
網走市の南4条通り商店街(アプト・フォー)を通る市道に植えられていた街路樹のほとんどが7月、根元から伐採された。
伐採されたのは、南4条西4丁目~東2丁目までの市道「南4条通線」に植えられていたプラタナスやヤマモミジ、イタヤカエデなどの34本。市は伐採した理由について、「巨木化し、信号機や交通標識の視認性を妨げ安全上の問題が度々発生し、その都度、剪定により対応してきた」とした上で、「地域からの落ち葉に対する苦情も少なくないことから、道路の安全性と将来的な維持管理を総合的に勘案した」。(大)