2040年には市の人口が10万人割り込む見通し
北見市の人口は減少傾向が続く。第8期計画の初年度にあたる21年度は11万4561人だったが、23年度は11万2041人、第9期最終年度の26年度は10万9170人と、6年間で5391人(4・7%)減少する見通し。その後も右肩下がりが見込まれており、2040年には9万人を割り込み8万9919人との推計値が示されている。
高齢化率も上昇、現役世代の負担重く
単身・2人の高齢者世帯は36・8%
65歳以上の高齢者の人口は21年度は3万8989人だったが、26年度は4万483人と1494人(3・8%増加)。それに伴い、高齢化率(総人口に占める65歳以上の人口の割合)も34・0%から37・1%へ3・1ポイント上昇。40年度には44・4%になると推計されており、現役世代の負担がさらに重くなる。
高齢者のうち、75歳以上は21年度の2万218人が26年度には2万4423人へと4205人増加し、75歳以上の割合は17・6%から22・4%へ4・8ポイント増加する。
高齢化率の進行とともに高齢者世帯も増加。23年度の単身高齢世帯は1万3815世帯で総世帯数の22・3%、高齢者2人のみの世帯が8934世帯で14・4%、合わせて36・7%が高齢者のみの世帯で構成されている状況だ。(柏)