60歳以上の北見市民が生涯学習に取り組む「北見ことぶき大学」の入学式が18日、北見芸術文化ホールで開かれた。在校生らが見守る中、52期生となる新入生27人が新たな学びや出会いを通じ、人生をより豊かにすることを誓った。
式では、新入生の名前が1人ずつ読み上げられた後、1学年委員長の前北榮吉さんが「先輩や学友との絆を深め、協力し合いながら講義やクラブ活動に積極的に参加するよう努めます」などと誓いの言葉を述べた。
学生自治会副会長は「これから肩の力を抜いて何事にも挑んでください。ことぶき大学での第3の人生を仲間や私達と歩んでいきましょう」と歓迎。1年生は在校生に向かって「よろしくお願いします」と一礼した(写真)。
同大学は1973年開学。4年制の大学と2年制の大学院があり、今年度の学生数は計136人で平均年齢は74歳。11月まで講義やクラブ活動のほか、運動会や修学旅行などの学校行事を通じ、親睦を深める。(理)