北見市は13日開会の定例市議会に提案する2024年度一般会計補正予算など議案12件と報告10件を公表した。同補正予算では、新型コロナウイルスワクチンの定期接種に関する経費などを盛り込んだ。
一般会計は21億1500万円を追加し、補正後の総額は787億7400万円となる。
同定期接種事業は、重症化リスクの高い高齢者らを対象に秋〜冬に実施。市内対象者の自己負担額を3300円とし、実際の接種費用との差額を国と市が負担する。予算額は2億8160万円。
このほか来年3月末で閉館する勤労青少年ホームの解体に要する設計委託経費390万円、旧保健センターの解体に要する現年度分の経費3310万円を計上。旧保健センター建物は、入居する休日夜間急病センターが今秋、新施設に移転後は空きビルとなる。
市内の多くの小学校プールが経年劣化などで使用中止となったことに伴い、代替施設となる市民温水プールでの水泳授業受け入れに要する経費50万円を計上した。(柏)