藻琴山(標高千㍍)の、大空町東藻琴側の山開き(オホーツク大空町観光協会主催)が9日、6合目登山口で行われた。神事で登山者の安全を祈願し、テープカットで夏山シーズンの到来を祝った。
町内や近隣の観光関係者ら来賓、一般登山者ら合わせて約80人が参加。6合目にまつられている大山祇大神(おおやまつみのおおかみ)の前で神事が行われ、協会会長が「登山を楽しめる山として、さらに位置付けを考えたい。油断せず、安全に登っていただけたら」とあいさつした。
会長らと登山に訪れた子どもたちが登山道でテープカットして山開きを祝った。この日は山頂部にガスがかかり、風がやや強かったが、登山者たちは元気に出発。家族ら6人と網走市から訪れた男性は「山の上でおにぎりとカップラーメンを食べるのが楽しみ」と話した。(浩)