Aブロックの遠軽―網走南ケ丘は、遠軽が初回に5長短打などで9点を奪う猛攻。網走南ケ丘は3回まで4点を返したが、7回に遠軽が小森結斗選手(3年)の走者一掃となる3点適時2塁打などで突き放し、コールド勝ちした。
網走南ケ丘は3年生2人がチームをここまで引っ張ってきた。その1人、野口嵩人主将は「きょうは苦しい展開だったが、1、2年生が声を出して自分たち(3年生)を盛り上げてくれた。これからは経験を積んだ2年生が中心になってチームを引っ張ってほしい」と託した。
遠軽の阿波克典監督は、北北海道大会に向け「部員78人が一枚岩になり、チャレンジャーとして甲子園を目指したい」と話した。
Bブロックの北見柏陽―紋別は、初回に北見柏陽が2点、紋別が1点を取り、その後は北見柏陽の山内悠生、紋別の池田悠真両投手(ともに3年)が相手打線を抑え合う展開。北見柏陽が6回に今野颯選手(3年)の2点適時打、9回には栗原明慎主将(3年)の右越え3点本塁打などで加点した。北見柏陽の山内投手は7回まで被安打0に抑え、8回に3点を失ったが、紋別の追撃を振り切って完投した。(浩)
【30日】
▽遠軽14―4網走南ケ丘(7回コールドゲーム)
▽北見柏陽10―4紋別
【28日】
▽北見柏陽8―7北見緑陵
▽紋別9―7北見工業