熱戦開幕・秋の高校野球

2024-10-01 掲載

(北見市/スポーツ)

北見支部予選

 第77回秋季北海道高校野球大会北見支部予選(北海道高校野球連盟など主催)が9月28日、北見市営球場で開幕した。3年生が抜け、1、2年生の新たな体制になった12校11チームが熱戦を繰り広げている。前半3日間の戦いを振り返る。

遠軽、紋別、網走南ケ丘が準決勝へ

北見緑陵戦4回に走者一掃の3塁打を放つ北見北斗・選手 == 株式会社伝書鳩|経済の伝書鳩|北見・網走・オホーツクのフリーペーパー ==
北見緑陵戦4回に走者一掃の3塁打を放つ北見北斗・選手

 開幕戦は北見緑陵と北見北斗の北見勢対決。北見北斗は、4回2死満塁から松岩昭翔選手(2年)が走者一掃の3塁打を放つなど4点を奪って主導権をつかんだ。北見緑陵は北見北斗の継投に抑え込まれた。

 網走勢同士の対戦となった第2試合は、網走南ケ丘が6回まで毎回得点を奪い、網走桂陽をコールドで下した。

 29日第1試合の北見商業─美幌は、北見商業が7回に2点スクイズなどで3点を追加。2塁から生還した北見商業の松本純希主将(2年)は「(本塁突入は)自分の判断。接戦だったので、生還できて良かったです」と振り返った。夏に続き単独チームを維持して大会に臨んだ美幌は1安打と攻めあぐねた。

 第2試合は夏の北北海道大会支部代表の北見柏陽と遠軽が激突。遠軽が5回、6回に4点ずつを加えて勝負を決定づけた。北見柏陽は1、2年生合わせて単独チームぎりぎりの選手9人。鈴木快監督は「力負け。冬に向けて力強さの向上など課題に向き合いたい」と話した。

 30日第1試合は、紋別が1─0で北見北斗を制した。体調不良で初戦の登板を回避したエース北原龍投手(2年)がこの日も万全ではなく、4回途中で降板。松岡翔汰主将(2年)は「こういう時こそ野手が点を取ってあげたかったです。届かなかった1点を取れるよう、全員で冬を乗り越えます」と話した。

 第2試合は網走南ケ丘が斜里・津別連合に5回コールド勝ちした。

【28日】

 北見北斗6─0北見緑陵
 網走南ケ丘11─2網走桂陽(7回コールドゲーム)

【29日】

 北見商業4─0美幌
 遠軽12─4北見柏陽(7回コールドゲーム)

【30日】

 紋別1─0北見北斗
 網走南ケ丘24─0斜里・津別連合(5回コールドゲーム)(浩)

美幌戦7回の2点スクイズで本塁に突入する北見商業の選手 == 株式会社伝書鳩|経済の伝書鳩|北見・網走・オホーツクのフリーペーパー ==
美幌戦7回の2点スクイズで本塁に突入する北見商業の選手

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