開幕戦は北見緑陵と北見北斗の北見勢対決。北見北斗は、4回2死満塁から松岩昭翔選手(2年)が走者一掃の3塁打を放つなど4点を奪って主導権をつかんだ。北見緑陵は北見北斗の継投に抑え込まれた。
網走勢同士の対戦となった第2試合は、網走南ケ丘が6回まで毎回得点を奪い、網走桂陽をコールドで下した。
29日第1試合の北見商業─美幌は、北見商業が7回に2点スクイズなどで3点を追加。2塁から生還した北見商業の松本純希主将(2年)は「(本塁突入は)自分の判断。接戦だったので、生還できて良かったです」と振り返った。夏に続き単独チームを維持して大会に臨んだ美幌は1安打と攻めあぐねた。
第2試合は夏の北北海道大会支部代表の北見柏陽と遠軽が激突。遠軽が5回、6回に4点ずつを加えて勝負を決定づけた。北見柏陽は1、2年生合わせて単独チームぎりぎりの選手9人。鈴木快監督は「力負け。冬に向けて力強さの向上など課題に向き合いたい」と話した。
30日第1試合は、紋別が1─0で北見北斗を制した。体調不良で初戦の登板を回避したエース北原龍投手(2年)がこの日も万全ではなく、4回途中で降板。松岡翔汰主将(2年)は「こういう時こそ野手が点を取ってあげたかったです。届かなかった1点を取れるよう、全員で冬を乗り越えます」と話した。
第2試合は網走南ケ丘が斜里・津別連合に5回コールド勝ちした。
【28日】
北見北斗6─0北見緑陵
網走南ケ丘11─2網走桂陽(7回コールドゲーム)
【29日】
北見商業4─0美幌
遠軽12─4北見柏陽(7回コールドゲーム)
【30日】
紋別1─0北見北斗
網走南ケ丘24─0斜里・津別連合(5回コールドゲーム)(浩)