キタミブルー日月抄

2024-07-04 掲載

(北見市/文化)

北見在住の画家・伊藤彰規さん個展

NHKぎゃらりーで8日まで

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 北見市在住の画家・伊藤彰規さん(69)の個展「キタミブルー日月抄」が、北見市北斗町のNHK北見放送局内ぎゃらりーで開かれている。北見の空や雪などの美しさを「キタミブルー」として表現した、抽象画など約20点を展示している。8日まで(最終日は午後2時まで)。

 伊藤さんは小学5年生から8年間北見で暮らし、北見北斗高校を卒業後、多摩美術大学油絵科に進学。2003年には文化庁の新進芸術家海外留学生として渡仏するなど制作を続け、18年から再び北見で暮らしている。東京や札幌で開いた個展の作品を北見の人にも見てもらいたいと、2022年にも同ぎゃらりーで個展を開いており、今回で2回目。

 会場には、札幌の個展のために描いたという140㌢×320㌢の大作「PassageⅡ」をはじめ、北見の自然の美しさを、筆だけでなく時には指も使って表現した作品がずらり。また、原点とも言える1981年の具象作品「青冽」も並べた。

 伊藤さんは「皮膚にしみついた原風景が表現の寄りどころになっています。今も北見のきれいな青空に感動し、幸せを感じています」と話している。

 また会場では、7日(日)午後1時と午後3時から、森元裕太さんによるクラシックギターのギャラリーミニコンサートも行われる。

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