写真よこ=町政執行方針を述べる深川町長
置戸町議会定例会が6月26日から開かれ、初日は深川正美町長が2期目の町政執行方針を表明した。翌27日には議員5人による一般質問が行われたほか、政策的経費を盛り込んだ2024年度一般会計補正予算案などが可決された。
町政執行方針で深川町長は2期目を迎えた今も「まちづくりは、人づくり」が町政の原点であるとし「確かな決断力と実行力を持って笑顔あふれる住みよいまちづくりを進めていく」と述べた。
一般質問では山田耕平議員が児童館建設に伴う新たな人口増加施策などについて質問。
深川町長は「ハードだけでなくソフト面においても子育て世代が安心できる提案をしたい」と答弁した。また、今後の目標人口にも触れ、第6次置戸町総合計画最終年の2029年に向けて「2300人台をキープしていることが大事」と述べた。
一般会計には児童館の実施設計委託料2300万円をはじめ、南ヶ丘公園管理棟トイレの簡易水洗化と多目的トイレに改修する工事費510万円、町民税非課税の高齢者世帯に対し、エアコンの購入・設置費用を最大5万円まで助成する事業100万円など、2億8672万8千円を追加し、総額は47億9772万8千円となった。
本定例会に提案された議案や意見書案、監査委員を選任する人事案は全て原案通り可決・同意され、会期を1日残して閉会した。(理)