置戸高校は広く同校の魅力や福祉科の教育活動を知ってもらおうと、6月30日に開かれた「おけと夏まつり」の会場に初めて介護福祉体験ブースを出展した。教員達が見守る中、生徒32人が主体となり、来場者の車椅子体験などをサポートし、同校をPRした。
車椅子体験では、来場者が乗った車椅子を生徒が操作して会場内を移動し、高さ15㌢以上の段差もスムーズに乗り越えた。
車椅子体験をした北見の女性は「初めて乗りましたが『大丈夫ですよ』などの優しい声掛けがあって、安心して身を任せることができました」と話した。
また、手足に重りや視野が狭くなるゴーグルを装着しての高齢者疑似体験や生涯スポーツ「モルック」と「ボッチャ」の紹介など、生徒達は来場者と積極的に触れ合っていた。
ブース出展以外にもまつりのメーンイベント「人間ばん馬大会」にも出場し、存在感をアピールした。(理)