華道家元池坊北見支部のいけばな池坊展「花にときめいて」がこのほど、北見市民会館で開かれた。ひまわりやスモークツリーなど、夏を感じさせる作品21点を展示した。
会場には、暮らしの中に活かせるようにと、支部員が季節の花などを使ってそれぞれ生けた自由花がずらり。中には長靴を花器に利用したユニークな作品も並んだ。
また同日、池坊中央研修学院講師を迎え、いけばな池坊巡回講座「Ikenobo2024」を開催。学校華道として支部員が指導する2つの高校の高校生らも参加する中、講師は「未知への好奇心 自由花をもっと知ろう」をテーマに、自由花11作品を次々と生けながら、基本的な技術や稽古との向き合い方などを丁寧に語った。
最後には、参加した高校生ら8人が一人ずつ生けた作品を講師が一つの作品として仕上げ、大作を完成させた。