網走地区老人クラブ連合会の北見ブロック研修会が8日、北見市端野町公民館で開かれた。北見市、訓子府町、置戸町から44クラブ約110人が参加し、介護予防や認知症について学びを深めた。
前半は、市北部地区地域包括支援センターの生活支援コーディネーターが介護予防について講演。要介護状態になる理由のほとんどは「日常生活の不活発によるもの」で、「子どもと思い切り遊ぶ」「庭仕事」など、運動と思っていない活動にも介護予防効果があると話した。
さらに頑張る介護予防は続かないとし「楽しむ介護予防へシフトし、交流や趣味を介して身体活動量を増やす視点が大切です」と呼びかけた。また、座りながらできる介護予防体操を紹介し、参加者も一緒に体を動かした。
後半は東部・端野地区同センターの保健師が講演した。このほか、会場では書道や絵手紙など日ごろの活動成果を並べた作品展も行われた。(理)