訓子府町の小学生がさまざまな体験活動を行う「竹の子クラブ」が7日、町公民館裏で行われた。「キャンプファイヤーDE棒パン焼き体験」と題し、1~6年生18人が、まき割りと火おこし体験を楽しんだ。
今年で3回目。キャンプのような非日常感が味わえるとあり、リピーターの参加が多い人気企画という。
3~6年生は地域講師の男性(71)らの手ほどきを受け、斧(おの)や鉈(なた)を使ってまき作りに励んだ。3年生は重たい斧を振り下ろすだけでもやっとだったが「割れるまで頑張りたい」と粘り強く斧を振る姿もあった。
その後、火打ち石のように火花を散らして着火させる道具を使っての火おこしにも挑戦。マッチのように金属の棒を何度もこすり合わせてうまく火種ができると、子ども達は歓声をあげた。火おこしの後は棒パンを焼いて活動の成果を味わった。
参加した6年女子児童は「火おこしが難しかったけど、いつもはできない経験ができて楽しかった」と話していた。(理)