北海道財務局北見出張所は、オホーツク圏経済情勢報告(2024年7月判断)をまとめた。総括判断は、昨年7月判断以降5期連続で「持ち直しつつある」とした。

　個人消費では、飲食料品が惣菜、冷凍食品、酒類が引き続き堅調に推移。生活関連品や衣料品は前年を下回った。新車登録台数は一部メーカーの認証不正による生産・出荷停止の影響などで前年に比べ減少した。

　観光は空港利用客数が前年を下回ったものの、主要観光施設への入込客数は好調。知床宿泊客数はアジアや欧米の外国人観光客が増加し、前年を上回った。

　有効求人倍率は、有効求人数の減少により前年を下回ったが、緩やかに持ち直しつつある。