日本甜菜製糖㈱美幌製糖所と美幌町の森林整備協定に基づく植樹式が17日、栄森の町有林(FSC認証林)「ニッテンスズランの森」で行われた。
協定は日甜が町有林1㌶にカラマツ2千本を植え、下刈りや間伐など20年間の管理費用を負担する内容で、6月に締結。締結は今回で4回目になる。
植樹式には製糖所の梶明宏所長ら役員、美幌町の平野浩司町長や職員らが出席。梶所長は「環境保全は当社にとって重要な課題。苗木が元気に育ち、保全に寄与することを願います」とあいさつし、平野町長は「多大な貢献に感謝したい。未来の子どもたちへの贈りものとして森をしっかり管理したい」と述べた。
梶所長と平野町長らはこの後、植樹作業に汗を流した。スコップで穴を掘り、苗木に丁寧に土をかぶせて成長を願った。(浩)