
津別町内の認定こども園こどもの杜が2015(平成27)年の開園から10周年を迎えた。節目を記念して5月29日、園児たちが園庭に植えられるサクラやクリなど4本の木に土をかぶせた。
こどもの杜は、町内の幼稚園や保育園を統合する形で、社会福祉法人夢つべつが2015年4月にオープン。幼保連携型で、現在は0~5歳児75人が通っている。
記念植樹では、園児たちが花や実などを通じて季節を楽しめるようヤエザクラ、チシマザクラ、クリ、ミズナラの樹種を選定。29日は長政久仁子園長が「こども園は10歳になりました。木が大きくなるのをみんなで見届けましょう」と園児たちに話した。
園児たちは「がーんばれ」と互いに励ましながら小さなスコップで木の根に土をかぶせ、木の前で集合写真を撮影していた。 (浩)