北見市の中央大通沿道地区再開発事業でエリア内に整備される広場(約1200平方㍍)の利活用を考える「みんなでつくるHIROBAワークショップ」が9月27日、北見芸術文化ホールで開かれ、参加者が数多くのアイデアを出し合った。
整備事業を手掛けるアルファコート北見中央大通沿道地区開発㈱が主催。ワークショップは6月に続き2回目で、今回は学生や企業経営者など20人ほどが参加。まちづくり支援を行う㈱KITABAの松嶋伸治さんが進行役を務め「中心市街地が大きく変わるためにはどんなコンテンツが必要か。新しい広場を主軸に考えていただければ」と呼びかけた。
参加者は4グループに分かれてワークショップを実施。模造紙に新広場、小公園、中央公園、商店街を配置し、各エリアを有効活用しながら中心市街地の活性化につなげるアイデアを付せんに書いて貼り付けていった。
最後に各グループが結果を発表。新広場では映画上映やプロジェクションマッピング、アートイベント、ストリートピアノや音楽イベント、商店街による講座などの意見が出された。このほか北見赤十字病院前の小公園ではヨガ教室や大盆踊り、中央公園ではスケートリンクの造成やドローンパークなどの意見も。このほか商店街でのスタンプラリー、ブックカフェ開設などの意見も上がっていた。(柏)