美幌警察署の警察署協議会(長岡敬幸会長)が9月27日、警察署で開かれた。委員7人が災害想像ゲーム(DIG)を通じて災害時に求められる行動を考えた。
協議会は、警察業務への住民の要望や提案、苦情などを業務に反映させる目的。道内64警察署全てに設置されている。
美幌警察署協議会は年4回開かれ、2回目のこの日は9月の防災月間にちなんでDIGに取り組んだ。
情報共有の大切さ話し合う
委員たちはハザードマップで身近な緊急避難場所を確認。「2日後に台風が直撃します。事前に何をしますか」「避難生活では何に気をつけますか」など警察署員が出す質問に「家の周りの飛びそうなものを片づける」「家族と連絡を取り合う」などと答えを考えた。
署員は「家族が忙しくてテレビやスマホを見ず、情報を得ていない場合も考えられるので、共有はとても大切。話題を投げかけるだけでも共有につながります」などと緊急時に求められる行動について話した。(浩)