網走で実る

2024-11-08 掲載

(網走市/話題)

「孫に食べさせたい」と決意
男性市民が3年間大切に育て

家族で味わい あま~い!!

 == 株式会社伝書鳩|経済の伝書鳩|北見・網走・オホーツクのフリーペーパー ==

 孫が喜び大満足―。網走の男性市民(74)が自宅で3年間にわたって育てたパイナップルの実が熟し、家族で味わった。

 男性は3年前、購入したパイナップルの実を食したあと、「孫に食べさせたい」と栽培することを決意。食後のパイナップルを利用し、自宅での水耕栽培を経て鉢に移植した。

 葉はどんどん生長するものの、実をつける兆しはなし。あきらめかけた今年4月、葉の間から顔を出す実を発見。熟すまで辛抱強く待つことにした。

 先日、黄色味を増した実を収穫。高校2年生のお孫さんらが見守る中での〝入刀式〟を経て、みんなで味を確かめた。

 男性は「この3年間は広げる葉との〝闘い〟だった。葉の先はとげのように鋭く、剪定が大変でした」と振り返る。

 辛抱強く育てたパイナップル。男性は一口も食べなかったが、「孫が『こんなにおいしいパイナップルは初めて』と喜んでくれたから大満足だね」と声を弾ませていた。(大)

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  • パイナップル

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