北見市 農林水産部、商工観光部に関わる財政健全化計画

2024-12-02 掲載

(北見市/社会)

サントライ廃止などで費用圧縮

市有林J-クレジットの創出(販売)など
自主財源確保の取り組みも

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 北見市は11月28日、農林水産部と商工観光部所管の財政健全化計画アクションプランを市議会産業経済常任委員会に説明した。

 農林水産部所管(財政効果額合計9560万円)では、留辺蘂自治区のおんねゆ温泉花公園の廃止をはじめ、北見地区農道離着陸場(豊田)の運営管理費見直し、酪農ヘルパー利用組合に対する補助金削減などで費用を圧縮。一方、自主財源の確保に向け市有林J―

クレジットの創出・販売などで年間1700万円の財政効果を見込む。

 商工観光部所管(財政効果額9720万円)では菊花試験栽培センターの廃止、勤労者総合福祉センター(サントライ北見)の廃止などを掲げている。

 2008年に開設したおんねゆ温泉花公園は経年劣化と利用者の減少に加え、今後は維持管理費が増加する見通しのため、廃止の方針。菊花試験栽培センターはきたみ菊まつりの終了に伴い閉鎖、サントライ北見は、市内の社会教育施設全般を見直す中で老朽化などを理由に廃止の方針を固めた。(柏)

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