「おすしアイドル」にちなみ人形作り
絵本の世界を身近に感じて
美幌出身の絵本作家、山崎由貴さん(33)を講師に招いてのワークショップが14日、北見市立中央図書館で開かれた。子どもからお年寄りまで21人が参加し、山崎さんのデビュー作「おすしアイドル」にちなんで自分だけのおすしアイドルの人形を仕上げていった。
26日まで同館で開かれている原画展に合わせて企画した。
参加者は紙粘土の土台にビーズやスパンコール、布などを接着剤で自由に貼り、絵本に登場するアイドルプロデューサーのように〝ドレスアップ〟させた。卵焼きの尾びれをなびかせる人魚風キャラクターや黒のレースで海苔のバッグを表現するなど、手を動かしながら絵本の世界観を身近に感じていた。
母親(80)と参加した女性(53)は「書店で見かけて気になっていた作品。夢のあるお話同様、大人もワクワクしながら作業できました」と笑顔で語った。
山崎さんは「子どもだけでなく大人の方も多く、自由な発想で楽しんでもらえてうれしいです」と話していた。(理)