令和6年秋の叙勲、第43回危険業務従事者叙勲を受章した北見市内消防関係者への伝達式がさきごろ、市役所で行われた。
秋の叙勲を受章したのは北見地区消防組合の留辺蘂消防団元団長、野尻裕さん(70・瑞宝双光章)と北見消防団元副団長の吉村利光さん(72・瑞宝単光章)。危険業務従事者叙勲を受章したのは北見地区消防組合元消防司令の築紫敏明さん(71・瑞宝単光章)と鈴木敏さん(同・同)。
野尻さんは1980年に入団。副分団長、分団長、副団長を経て2008年から20年まで団長を務めた。北海道消防協会評議員、同理事を歴任。これまでに藍綬褒章、日本消防協会長の功績章を受けている。
吉村さんは1969年に入団。副分団長、分団長を経て2008年に副団長に就任し、12年まで務めた。これまでに北海道消防協会長の特別功績章、日本消防協会長の精績章を受けている。
築紫さんは1979年に消防士となり、2013年に定年退職。鈴木さんは1977年に消防士となり、2014年に定年退職。2人は警防体制の充実や防火意識の高揚、消防力の強化に努め消防行政に貢献した。
辻直孝市長が4人に章記と勲章を伝達し、「これからも北見の消防を支えていただきたい」などと言葉をかけた。 (柏)