延べ146回、統計調査に尽力

2025-05-09 掲載

(北見市/社会)

北見市統計協議会会長 塚本文惠さん

春の叙勲を受章

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 北見市とん田西町の塚本文惠さんは仕事や子育てのかたわら、これまで各種統計調査に延べ146回携わってきた。

 1980(昭和55)年4月に北見市統計協議会に加入し、同年の国勢調査から調査員をはじめた。地道な統計調査員活動とともに、統計調査員の育成などにも取り組み2024年、会長に就任。25年、これまでの功績により春の叙勲(瑞宝単光章)を受章した。

 塚本さんは静岡県三島市出身で、結婚を機に北見市へ移住。「調査員をすることで北見市のことがとてもよく分かりました。それは本当によかったです」と笑顔で語る。

 今後については「統計調査は、国などの施策立案の基礎となるため、非常に重要なものです。統計調査員として責任を持って活動していきたいと思っています。また、調査員の確保は毎回大きな課題で、多くの方の協力がないと調査の実施が難しくなります。地域の皆さんの支えが本当に大切なんです」と話す。

 5月12日に東京都港区の東京プリンスホテルで開かれる叙勲伝達式で、瑞宝単光章の勲章が授与される。

 国勢調査員についての詳細は0157-25-1226北見市総務部総務課統計係へ。 (知)

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  • 統計調査
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