北見市の消防関係3人に…

2025-06-16 掲載

(北見市/社会)

危険業務従事者叙勲伝達式

工藤正俊さん、木村富士夫さん、小林愼也さんが受章

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 第44回危険業務従事者叙勲受章者(4月29日付発令)の伝達式が5日、北見地区消防組合本部で行われ、元北見地区消防組合職員の工藤正俊さん(71)、木村富士夫さん(71)、小林愼也さん(71)の3人が受章した。

 この叙勲は長年にわたり、警察、消防、自衛隊など危険性の高い仕事に従事してきた55歳以上の公務員に対し、国や社会への貢献を称えて贈られるもの。

 工藤さんは、1972年に同組合の消防士になった。79年、東出張所消防隊兼予防係に始まり、長年予防行政に尽力。88(昭和63)年には消防署通信指令室に配属され、「災害弱者緊急通報システム」の運用開始に貢献した。

 木村さんは、73(昭和48)年に留辺蘂町消防本部の消防士になった。旅館、ホテルなどの高層建築物がある温根湯地区の消防力強化に努めた。2000(平成12)年には、自らの希望で救急救命士を取得。救急業務の指導者として活躍した。

 小林さんは、1977(昭和52)年に同組合の消防士になった。95(平成7)年に自らの希望により救急救命東京研修所へ入校、翌年に救急救命士免許を取得。最先端を行く救急業務の知識、技術を習得し、指導者として、若手の育成、医療との連携、業務高度化への対応など様々な場面で活躍した。

 式では、同組合消防本部の後藤良樹消防長から3人に伝達された。 (知)

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