絵手紙サークルきたみっころの年賀状展が北網圏北見文化センターラウンジで開かれている。干支(えと)の「巳」(ヘビ)などを描いた、新年を祝う作品約110点が並んでいる。31日まで。
「ヘタがいい。ヘタでいい。」を合言葉に日本絵手紙協会公認講師の山本幸子さんの指導を受けながら創作を楽しむ約30人が出品。
壁には、まきすの竹を使って凧風に仕立てた絵手紙作品がずらり。七福神と「笑門来福」、ヘビの絵に「穏やかに過ごせますように」などと、この1年の思いが大空へと届くよう、願いを込めて飾ったという。
会員同士で送り合った年賀状には、味わいある絵に「いくつになっても巳(未)らいはある」「巳(実)のなる年に」などの語呂合わせが楽しい前向きな言葉が添えられ、見る人を楽しませている。年男・年女の会員が巻頭を飾る恒例のカレンダー作品も並んでいる。
出品した女性(86)は「今年もみんなで明るく楽しく前進していきたい」と話している。 (理)