同大会5年生以下男子ダブルスには地元十勝をはじめ札幌や旭川、室蘭などから25組が出場し、トーナメントで優勝を競った。
それぞれシングルスの選手だった阿部くんと佐藤くんは昨年からダブルスのペアを結成。指導者によると、素早く自由に動き回る佐藤くんを阿部くんが丁寧なプレーでフォローする絶妙なコンビネーションが持ち味。今大会では、競り合う試合でも気後れせず粘り強く戦ったという。
旭川のペアとの準決勝では、第1セットを21―14で先取したが、2セット目はデュースにもつれ込み23―25で落とした。勝負の3セット目は息詰まる接戦の末、21―19で競り勝った。
阿部くん「普段通りのプレーができた」
佐藤くん「初めて決勝に行けてよかった」
阿部くんは「プレッシャーはありましたが、普段通りのプレーができ、勝ててうれしい」、佐藤くんも「3セット目は気持ちが乗って順調にポイントできた。初めて決勝に行けて良かった」と語る。
決勝では惜しくも敗れたものの、2人は全道クラスの大会での好成績に手応えを感じている。
今後の目標は、阿部くんがダブルスでの全国大会出場とシングルスでの全道大会決勝進出。佐藤くんはシングルス、ダブルスどちらも全道優勝を掲げている。 (柏)