巳年の干支人形完成

2025-01-27 掲載

(北見市/文化)

留辺蘂の女性

年末年始にこつこつと

これまでに仕上げた人形 == 株式会社伝書鳩|経済の伝書鳩|北見・網走・オホーツクのフリーペーパー ==
これまでに仕上げた人形

 北見市留辺蘂の女性(87)が、今年の干支(えと)「巳」にちなみ、ヘビの人形を完成させた。何事も前向きにと、願いを込めて頭を上向きにし「顔がきつくならないよう、あたたかみの感じられる表情を意識して仕上げました」と話す。

 干支の人形作りは2004年から始めて21年目。干支はとっくに一巡しているが、人形をプレゼントした知人らのために、できるうちは―と長年続けているという。

 女性が手掛ける干支人形は、ペットボトルに重りとしてビー玉を詰めたものを土台にし、着物をはおっているようなデザインとなっている。今回は、ちりめんの生地を使って華やかな印象に仕上げ、ダーツを入れて蛇腹を再現したり、尾に針金を入れ、縁起よく上向きになるよう工夫した。

 毎年5~10体をコツコツと手縫いで仕上げ、お世話になっている人や知人らにプレゼントしており、年末年始の針仕事は大橋さんにとっての年中行事になっている。「うれしい」「ありがとう」の言葉を励みに、この1年の幸せを願う気持ちが人形に詰まっている。 (理)

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