訓子府町に1日、姉妹町の高知県津野町から「交換留学生」として小学生4人が訪れた。4人は6日まで滞在。ホームステイ先の家庭から小学校に通い、町民らと交流したり、風土や文化の違いを学ぶ。
両町の交流事業の一環で、小学生が互いのまちを訪問する交換留学は2008年から始まり今年で16回目。今年は4人と引率の津野町教育委員会振興監の職員が来町した。
1日、訓子府町公民館で歓迎セレモニーが行われ、学校関係者や受け入れ先の家族ら約30人が出席。伊田彰町長が「ようこそ訓子府へ。多くの友達と交流し、元気に訓子府の素晴らしさを体験していってほしい」と歓迎した。留学生達は「津野とは違う寒さを楽しみたいです」「訓子府の人と仲良くなったり、たくさんまちのことを知りたいです」などと挨拶した。
留学生達は、翌2日に開かれた訓子府の冬の一大イベント「さむさむまつり」に参加。メーンイベントの綱引き大会に出場し、町民から声援を受けながら懸命に綱を引いた。雪上での綱引きに「すごい滑った」と感想をもらしていた。 (理)