今季最大の積雪に対応

2025-02-13 掲載

(北見市/社会)

3度目の全車出動
北見市道路維持センター

 積雪が今季最大の42㌢となった北見市の北見自治区では4日夜、市の除雪車が一斉出動し、市道の除雪対応に追われた。全車出動は今季3度目。慣れているとはいえ運転・操作するオペレーター達は助手を含め、入念なミーティングを行い、手分けして深夜の除雪現場へと向かっていった。

入念なミーティングで撤収時刻、作業の安全確認

一斉出動に向け準備する除雪車両(4日午後7時半、北見市道路維持センターで) == 株式会社伝書鳩|経済の伝書鳩|北見・網走・オホーツクのフリーペーパー ==
一斉出動に向け準備する除雪車両(4日午後7時半、北見市道路維持センターで)

 今季は、大晦日から元旦にかけ約19㌢の降雪を観測し、正月早々、全車出動を実施。1月24日には今季一番の22㌢の降雪により翌25日に一斉出動している。

 市道路管理課(北見市道路維持センター)によると、2月4日朝から降り出した雪は12㌢を観測したが日中は見通しが悪く、夕方には止む予報から、夜の一斉出動となった。

 北見自治区では民間を含め118台の除雪車両を確保。全車出動ではまず午後6時に郊外と幹線道路に向けて第一陣が出発し、同8時に生活道路を含む広範囲の市道に一斉出動。現場が重ならないよう手分けし、最後に同11時、歩道の除雪を行う車両が出動する。

 除雪作業は路面を削るグレーダー、雪を押し寄せるドーザ、縁石に接する細部や歩道を除雪するロータリーという主に3種類の車両がそれぞれ役割分担し、手際よく進められる。

 4日深夜の出動を前に午後7時過ぎ、オペレーター達が同センターに続々集合。この日の雪質の硬軟状態、圧雪路面の削り加減などを綿密に情報交換し、市民生活が始まる翌朝までには切り上げられるよう連係の上、撤収時刻を打ち合わせし、安全操業の確認をして同8時一斉にスタートしていった(AR動画)。

車両に近づかない、路上駐車しないなど
円滑な作業への協力呼び掛け

 同課は、「除雪車両には近づかないこと」「作業の妨げになる路上駐車はしないこと」などを呼び掛けている。 (寒)

QRコードを読み込むと動画が見られます(2/17迄) == 株式会社伝書鳩|経済の伝書鳩|北見・網走・オホーツクのフリーペーパー ==
QRコードを読み込むと動画が見られます(2/17迄)

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