今季は、大晦日から元旦にかけ約19㌢の降雪を観測し、正月早々、全車出動を実施。1月24日には今季一番の22㌢の降雪により翌25日に一斉出動している。
市道路管理課(北見市道路維持センター)によると、2月4日朝から降り出した雪は12㌢を観測したが日中は見通しが悪く、夕方には止む予報から、夜の一斉出動となった。
北見自治区では民間を含め118台の除雪車両を確保。全車出動ではまず午後6時に郊外と幹線道路に向けて第一陣が出発し、同8時に生活道路を含む広範囲の市道に一斉出動。現場が重ならないよう手分けし、最後に同11時、歩道の除雪を行う車両が出動する。
除雪作業は路面を削るグレーダー、雪を押し寄せるドーザ、縁石に接する細部や歩道を除雪するロータリーという主に3種類の車両がそれぞれ役割分担し、手際よく進められる。
4日深夜の出動を前に午後7時過ぎ、オペレーター達が同センターに続々集合。この日の雪質の硬軟状態、圧雪路面の削り加減などを綿密に情報交換し、市民生活が始まる翌朝までには切り上げられるよう連係の上、撤収時刻を打ち合わせし、安全操業の確認をして同8時一斉にスタートしていった(AR動画)。
車両に近づかない、路上駐車しないなど
円滑な作業への協力呼び掛け
同課は、「除雪車両には近づかないこと」「作業の妨げになる路上駐車はしないこと」などを呼び掛けている。 (寒)
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