3月3日は「桃の節句」。子ども達に年中行事を体感してもらおうと、北見市高栄児童センターでは豪華な7段飾りのひな人形が飾られた。玄関前のホールが華やぎ、春の雰囲気が広がっている。
ひな人形は行事を通じて交流のあった地域住民から昨春、五月人形と一緒に寄贈されたもので、今年初めて飾り付けた。
最近では一般家庭であまり見かけることがなくなった15人揃いのひな人形。45年ほど前のものだが、人形に傷みはなく、ひな道具も欠けることなく揃っており「きっと大事に飾られてきたんだと思います」と職員。子ども達も「大きくて豪華だね」と華やかな飾りをじっくりと眺めて楽しんでいた。
同センターは「子ども達の健やかな成長を願って毎年大切に飾り付けていきたい」と話している。 (理)