北見労働基準監督署は2024年の同署管内の労働災害発生状況(速報値)をまとめた。発生件数は329件で前年比60件減少し、死亡事故は5件で前年と同数だった。
労働安全衛生法に基づき、休業4日以上の労災発生件数を集計した。業種別では製造業が49件(前年比19件減)で最も多く、次いで建設業が45件(同13件増)、商業が42件(同2件減)、道路貨物運送業が22件(同3件減)、林業が11件(同3件減)など。
死亡事故5件の業種は建設業(土木工事業)と林業が各2件、その他事業が1件。事故の内容は交通事故2件のほか、作業中の事故などで命を落としたとみられる。 (柏)