北見地区防犯協会などは地域安全ニュース「きずな」を発行し、地域住民に犯罪への注意を呼び掛けています。3月号の主な内容は次の通りです。

【窃盗】

▽北見市=1月7日午前11時頃、北進町の店舗内でおもちゃが盗まれた。

▽北見市=1月6日から21日にかけ、豊地の会社敷地内で保管していたペール缶が盗まれた。

【器物損壊・ごみ焼き】

▽北見市=1月13日午前0時頃、公園町の公園内のベンチ上でごみが燃やされ、ベンチが焼けた。

▽北見市=1月28日から29日にかけ、緑ヶ丘の一般住宅敷地内で駐車していた車両にキズが付けられた。

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◎灯油盗難に注意!

　道内で灯油の窃盗事件が発生しています。灯油価格の高騰に伴い、自宅の灯油タンクから灯油が盗まれないよう、盗難防止のキャップや送油管切断防止カバーなどの盗難防止器具を活用しましょう。

　また、灯油の入ったポリタンクは屋外や鍵のかからない場所に保管せず、施錠設備のある物置等に保管しましょう。

◎警察官をかたる詐欺の発生

　令和7年1月9日、警察官を名乗る男などから女性の携帯電話に着信があり、「あなたは詐欺メールを出している」「逮捕状が出ているので保釈金を払う必要がある」などと言われ、これを信用した女性は、同年1月15日から16日までの間、複数回にわたり、指定された口座に現金合計120万円を振り込み、だまし取られました。警察から電話がきても相手の言うことを信用せず、警察署の名前や警察官の氏名などを確認して対応するようにしましょう。

◎警察官を名乗る詐欺の予兆電話に注意!

　1月29日、北見市内に住む高齢者宅に、警察官を騙る詐欺の予兆電話が数件かかってきています。内容としては、電話番号の最初に「+」が表示された、いわゆる国際電話番号からの電話で、警察官を騙り「あなたの携帯電話が悪用されている」「捜査の関係であなたの銀行口座番号と口座残高をすべて教えてほしい」「キャッシュカードはすぐに用意できるか?」等と聞かれたとの事でした。これは詐欺の電話になりますので、このような電話番号の最初に「+」が表示されるような不審な番号から電話がかかってきた場合、基本的に電話に出ず、無視してください。万が一、電話に出てしまった場合でも、一旦冷静になって電話を切り、すぐに家族や警察へ相談してください。