美幌町と、友好姉妹都市ニュージーランド・ケンブリッジの中高生同士がEメールや手紙などで交流するペンパル事業が4月ごろからスタートする。町は「若い世代が互いの文化や言葉を知ることで、さらなる交流の活性化につながれぱ」と期待している。
美幌町とケンブリッジは1997(平成9)年に友好姉妹提携を締結。近年では2023年11月に美幌町が訪問団を派遣し、24年9月にはケンブリッジからの訪問団が来町するなど、交流が続いている。
町はこれまでも町内在住の高校生を対象にケンブリッジへの短期留学制度を設け、若い世代の交流を後押ししてきた。24年度は4人が3週間、ケンブリッジ高校に通うなどした。
ペンパル事業は24年の来町後、ケンブリッジ側から提案があった。若い世代が交流を深めることに加え、互いの文化、言葉を学ぶ機会にもなることから、町内在住の中高生を対象に希望者を募集。4人の応募があった。
4人は4月以降、現地の中高生と1対1でEメールや手紙などを通じてやり取りする。
町は「若い世代が交流することで、両地域のつながりが強まれば。互いに年齢を重ねても続くような交流につながれば」と期待している。 (浩)