
美幌町の友好姉妹都市ニュージーランド・ケンブリッジに短期留学した高校生4人の帰町報告会が1日、役場で開かれ、生徒たちは「世界観が広がった」などと成果を発表した。
4人は7月28日から8月17日の日程で現地を訪問。ホームステイをしながらケンブリッジ高校に通った。
報告会では4人が写真などを紹介しながら矢萩浩副町長らに成果を報告。佐久間一花さん(北見柏陽高1年)は英語で会話をしてきた経験を踏まえ「日常会話の英語も学びたい。仲良くなった友人とも交流を続けたいです」と話した。
長島美愛子さん(北見北斗高2年)は、短期留学を通じて「価値観や世界観が広がり、英語でコミュニケーションが取れたことで、将来の夢もより明確になりました」と述べた。
吉本楽さん(美幌高2年)は、目的の一つだった牧場を見学。「ドローンなど新しい技術を反映させていてすばらしかった。自分の語学力を知ることができ、新しい友人もできました」と振り返った。
松本美和子さん(同)は、今回の留学で日本とニュージーランドの共通点や相違点に着目。「文化の違いに驚いている新しい自分に出会えました」と報告した。 (浩)