
美幌町在住の高校生4人が7月下旬から8月中旬にかけて、友好姉妹都市のニュージーランド・ケンブリッジに短期留学する。4人は7月9日、役場で平野浩司町長らに短期留学への意欲を述べた。
教育交流の一環。以前は美幌高校の生徒を対象にしていたが、2024年度から町外の高校に通う生徒も対象に含め、人数を4人に増やした。
留学するのは、吉本楽さん(美幌高2年)、松本美和子さん(同)、長島美愛子さん(北見北斗高2年)、佐久間一花さん(北見柏陽高1年)。7月28日に出発し、30日から8月15日まで、ホームステイをしながらケンブリッジ高校に通う。
吉本さんは「文化と言語を学びたい。外国の同年代の人が何が好きで、どんなことを学んでいるのかを知りたいです」、松本さんは「たくさん友だちをつくり、おいしいものを食べてきたい。(オークランドの)スカイタワーに行ってみたいです」と意欲を見せた。
長島さんは「留学できることに感謝し、新たなことを学び、楽しんできたい。外国の大きなスーパーに行ってみたいです」、佐久間さんは「いろいろなことに挑戦し、友だちをつくり、良い思い出をつくりたい。ステイ先の家族に会うのが楽しみです」と抱負を述べた。
平野町長は「外国に行けば、人生観が変わるかも知れません。ケンブリッジはやさしい人ばかりで、自然や街並みもきれい。体調に気をつけ、多くの経験をしてください。報告を楽しみにしています」と激励した。 (浩)