スポーツの分野で活躍した美幌町の中高生に対する奨励金交付式が25日、役場で行われた。今回は北海道陸上競技協会の強化指定を受けた美幌陸上クラブの佐藤莉埜さん(美幌北中2年)と美幌北中陸上部の吉田恵吾くん(2年)が奨励金5万円を受け取った。
全道、全国規模の大会で活躍したり、競技団体の強化指定を受けた選手を認定する「未来のアスリート応援事業」。佐藤さんは2024年9月に帯広市で開かれた北海道中学校新人陸上競技大会女子2年100㍍で7位、吉田くんは同大会男子110㍍ハードルで2位に入賞するなどの活躍が認められた。
平野浩司町長が2人に認定証などを手渡し「4月からは3年生。勉強もしっかり頑張り、自分の夢を実現してください」と激励した。
2人とも、8月に沖縄県で開かれる全日本中学校陸上競技選手権大会出場を目標に掲げる。奨励金の使い道として、佐藤さんは「室蘭で行われる北海道合宿の費用に充てたい」、吉田くんは「シューズやスパイクの購入に役立てたい」と話した。 (浩)