北網圏北見文化センターで開かれた「日曜絵画教室」の受講生による作品発表会が、同センターラウンジで開かれている。同教室で絵を学んだ中学生から80歳代までの11人による、水彩画やパステル画など21点が展示されている。30日まで。
同教室は、NPO法人オホーツク文化協会が主催。市内在住の画家・冨沢裕子さんを講師に、昨年6月から10月まで全20回にわたって行われた。
会場には、デッサンや自画像をはじめ、毛の1本1本まで色鉛筆で丁寧に表現した「猫」、孫の姿を描いたという油彩画「赤いフード」など、絵を描く楽しさが伝わる作品が並んでいる。
冨沢さんは「しっかり見て描くということを大切にしています。それぞれ絵に対する思いは違いますが、好きな気持ちは同じ。初めて絵を描いたという人も頑張ったと思います」と話している。 (菊)